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松前さくらバス


新年度になって、担当する仕事のためか、わたしの仕事の段取りが悪いからか、平日は学校を出るのが21時・22時なんてことがかなりある。
で、朝はきっかり6時半に家を出る・・・なんて生活なものだから、昼間イスに座ると眠くなってくる・・・なんてことになる。
平日はしっかり仕事して、休みは思いっきり楽しむ!
ONとOFFの切り替えをパピッとしていこうってのが今年のテーマ。

松前さくらバス

ということで、ゴールデンウィークの初日、早起きして札幌駅7時発のスーパー北斗で函館までやってきた。
そこからは、JR利用者限定ながら片道1000円という格安な値段で松前公園まで行ってくれる「松前さくらバス」に乗った。

松前さくらバス(JR北海道ウェブサイトより)
http://www.jrhokkaido.co.jp/new/harukaikyo/bus.html
函館バスなどでも函館~松前間のバスを運行しています。

今日(4月28日)は今年度最初の運行日だったが、ツアーのお客さんなどもいてバス2台での運行だった。
私が乗ったのは2号車。シートピッチもやや広く快適だった。
スーパ北斗が函館駅に着いたのが定刻の10時12分。
松前さくらバスはおよそ10分ほどの接続で発車した。
ガイドさんの案内で函館~北斗(旧上磯)~木古内と進んでいく。

車内で出たお茶とまんじゅう

↑車内では行きにさくらまんじゅうとお茶が、帰りにもお茶を出していただいた。さくらの風味が香るまんじゅうは上品な味。道南の春とはいえまだまだ肌寒い風の吹く道中にこのお茶のサービスはうれしい。

サブちゃんのスタンプ

函館~松前はおよそ90キロ・2時間強の道のりだが、その道中なかばのところに、道の駅しりうち(知内町)がある。
そう、知内といえば↑なんてったって御大北島三郎のご出身の町。道の駅では行きも帰りもってか一日中この御大の曲が流れている。

今年度、北海道の道の駅は100を数えることになるそうだが、スタンプラリーで97以上の道の駅を制覇すると認定証をもらえるそうな。

北海道・道の駅公式ウェブサイト
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/

各種割引券

↑また、車内では松前公園のパンフレットや各種施設の優待券も配られた。このほかに、公園の現地ガイドさんの説明(40分ほど)が500円→300円になる。

いかつり船

↑あと1~2ヶ月もすると道南では真イカ漁が始まる。もうその準備も着々と進んでいるのだろう数多くのイカ釣り船を見かけた。

白波をたてる

海の表情が興味深かった。

函館を出て、しばらく進む道中の函館湾の海は潮目ごとにエメラルドグリーンや深青の色合いを魅せていた。
↑北海道南端の葛登支岬(かっとしみさき)を過ぎたころからは、日本海の潮目だからか、強風のためなのか雄々しい雰囲気を海は見せていた。

葛登支岬灯台 ライブカメラ
http://www6.kaiho.mlit.go.jp/hakodate/livecamera/live_kattoshi.htm

そして、お昼過ぎにバスは松前城下に到着。
バスガイドさんに現地ガイドさんがいる観光案内所まで連れて行ってもらう。

松前城下

松前公園での自由時間は3時間ほど。
↑この写真のように急な坂もたくさんあるので、あんまり重い荷物は背負わずバスに置いてきた方がよいと思う。バスガイドさんが着ていらっしゃるのが「さくらバス」の法被。

松前城(福山城)

南殿

↑この写真の松前を代表する品種「南殿(なでん)」のように、4月28日段階ではまだ大半の桜は咲いていなかったが・・・・・

冬桜(龍雲寺)

↑早咲き品種の「冬桜(ふゆざくら)」や、

千島桜

↑おなじく「千島桜(ちしまざくら)」がちょうど見頃になっていた。
この松前公園ではこれから約1ヶ月の間、早咲き~遅咲きの品種が順に咲いて訪れる人を楽しませてくれるそうだ。
桜はまだこれから・・・というところだが、他にも私たちの目を楽しませてくれた花があった。

白タンポポ

↑写真ではわかりづらいが、花びらが白いタンポポが咲いていた。案内して下さった現地ガイドさんが「昨日は咲いていなかったのに、今日は咲いていましたね。みなさん運がいいわぁ」と話していらっしゃった。
「時不知(ときしらず)」といって、ちょっと早めにフライングしてしまった一輪なんだそうだ。

みつまたの花

↑私は初めてみたのが、この「みつまた」の花。
先で3つに枝分かれして花が咲くので「三つのまた=みつまた」と言うのだそうだ。
古来和紙の原料として、今も紙幣の原料として使われている。
上品な香りとほっとするような心地を風に乗せて咲いているように窺えた。

現地ガイドさんは年配のご婦人だったが、長年このお仕事に携わっていらっしゃるのだろう、背筋がピンとのびて凛としたご様子で説明してくださっていた。
またその声量といい声質といい、まさに熟練の技を感じさせる話芸だったように思う。
約40分ほどだが、初めてここをおいでになる方にはぜひオススメしたい。
ガイドさんの説明を聞かせていただいた後は、坂をもう少し上ったところにある「松前藩屋敷」という施設に行ってみた。

松前藩屋敷: http://www.e-matsumae.com/kanko/k-sisetsu/k-sisetsu.htm

江戸時代の街並みを再現した場所で、その造りを見ることと同時に駄菓子や木工製品、おみやげなどを販売している。

松前藩屋敷

↑ゴールデンウィーク初日ということもあるのだろう、昼下がりのその場所は比較的閑散としていたが、帰ってゆっくりひとつひとつの建物を観させてもらうことができた。

商家の玄関

髪結い

その中で私が気に入ったのが、手焼きせんべいの実演販売のお店だった。

せんべいの実演販売

↑イカの形をした型に堅めのペースト生地を延ばして、炭火で焼いてくれる。
なんと1枚10円というリーズナブルな値段!

焼きたてをいただいたが、熱々でしんなりしたせんべいはとっても美味しかった。しんなりしていたのが冷めるとだんだん堅くなっていく食感の変化もおもしろかった。
それに、焼いているこのおじさんがズーズー弁でほのぼのしていて、お店のあがりに腰をかけながらその語りを聞かせていただくのも楽しい。
お城や藩屋敷はグルッと早歩きで回れば1時間強もあれば足りると思うが、こうした寄り道を楽しんでみると3時間の滞在時間はちょうどよい長さのように思う。

午後4時前に松前公園を出発したバスは、またあの御大の曲がかかるしりうち道の駅でトイレ休憩をしたあと、夕日が沈み始める午後6時すぎに函館駅に帰ってきた。
風は強く肌寒かったが、天気も良く気持ちの良いリフレッシュの一日となった。

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