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陸上自衛隊 第11音楽隊 定期演奏会


パンフレット

陸上自衛隊
第11旅団 第11音楽隊 第34回定期演奏会
旅団の創造
2008年12月08日(月)18:30~
札幌コンサートホール Kitara 大ホール

11月のまん中頃。
自宅近くの地下鉄駅で何気に目にとまったのが、この定期演奏会の案内ビラ。
入場無料だけど、往復ハガキで申し込みをしないといけないらしい。
早速郵便局で往復ハガキを買い、記入して申し込む。
2週間ほどして。
どうやら抽選に当たったか定数内だったからか、入場案内のプリントされた返信ハガキが届いた。

そのハガキを持って、座席指定券をもらいに16:30すぎKitaraに着く。
すると入り口ホールの中はすでに長蛇の列。10分くらい並んで、座席指定券をもらう。
座席の希望は出来ず、順々にもらっていくのだ。うーん体育会系な香り(笑)。
もらった券の番号と座席表とを見比べてみる。

運がいいことに、今回は2階席。舞台向かって右側のエリアだ。

座席指定券

一度札幌駅で用事を済ませてから、18:00まえにKitaraに舞い戻る。
そしてイソイソと座席へ。うんいい眺めだし、通路そばの端の席。座り心地も良い。
で、本を読んで開演を待っていると、温厚そうなおじいさんが腰を低くして「あの~、あなたはおひとりでお越しですか?」と私に尋ねられる。
「はい、そうですよ」と答えると。
おじいさんは「あ~よろしければお願いがあるのですが」と座席の交換をとおっしゃる。
おともだち4人ほどでお出でだったようだが、どうやらお一人だけ離れたところに座席指定となったらしい。
それで、私の座っている席と交換できると友だち同士で座れるんだそうな。

それで、「あ、いいですよ~」とお譲りした。
どの座席と交換か分かんなかったけど、そのほうがいいよなって思ったし。
で、そのおじいさんに交換する座席まで案内していただくと。
お、さっきよりもセンター寄り。思いっきり、S席近くになった。
あ、おじいさん、こちらこそありがとうございます!って感謝。

さっきの席も良かったけどね。一挙両得?一石二鳥?まぁうまくみんながまるくおさまった。
なんてこと言ってるうちに18:30の開演を迎える。

すごい!
先月の北大オケの定演も9割以上の入りだったが、今日はそれをさらに超えている。
空いている席は数えるほどしかない。大入り満員。
隊員の方たちが入場する。
度が合わないめがねをかけているから細かいところまでは見えないけれど、赤い線が入ったズボンと、金の飾り刺繍が入った緑地のジャケット。

かっこいい~。

  • 01 国歌吹奏
    ご起立くださいのアナウンスで観衆も隊員の人たちも起立して国歌吹奏。
    ナマで聞いた国歌の中では上手な演奏だと感じた。
    吹奏後の楽器を降ろす動作がキビキビとしている。素直にかっこいいと思った。

  • 02 交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」(サン=サーンス作曲)
    1ヶ月でオーケストラ、吹奏楽両方で「オルガン付き」全曲を聴けるとは!
    第2楽章のマエストーソは圧巻だった。
    金管セクションがとてもよく鳴っていた。
    オーボエ・ファゴットのダブルリード、それとホルンセクションはとても上手。
    テューバ・コントラバスの低音がちょっとインパクトに欠けた印象。
    ここで15分間の休憩。

  • 03 行進曲「第11旅団」(宍戸隆作曲、田中満編曲)
    真駒内にあった第11師団は今年(2008年)3月で旅団に改編された。
    北海道では、この真駒内と帯広の師団が旅団に改編されている。
    その改編の式典で演奏するために作曲された。
    作曲はこの第11音楽隊隊長(1等陸尉)がされたということだ。
    うん、音楽隊というか軍楽隊。マーチの演奏にはとても安定感がある。
    曲そのものはどこかで聴いたようなマーチのフレーズが織り込まれている気がしてごく普通の印象。
    でもトリオからの旋律がきれいで良かったな。

  • 04 勇者たちの夢~陸上自衛隊のために~(真島俊夫作曲)
    消灯ラッパの音階・音型をモチーフに作曲されているとのことで、2階パイプオルガン席からのラッパ吹奏は良かった。
    トランペットセクションもそれぞれの隊員の技倆はなかなかのものを感じた。

  • 05 プレリュード ト短調 Bux WV.148 (D.ブクステフーデ作曲)
    今回の演奏会すばらしいなぁと思った部分のひとつ。
    パイプオルガンの演奏を聴かせてくれるなんて、プログラムが工夫されているなぁと思った。
    10分もない小品だったと思うけれど、最後の力強いロングトーンがじーんとからだに伝わってきた。
    この作曲者のことは知らなかったけれど、いい演奏を聴かせてもらえたと思う。

  • 06 21世紀に残したい”こども”のうた (杉浦邦弘編曲)
    四季の歌・早春賦・シャボン玉・赤とんぼ・かあさんのうた・ふるさと
    この曲を音楽隊と高校合唱部(札幌西陵高校・札幌稲雲高校)が共演して披露。
    これも素晴らしかった。
    札幌西陵・札幌稲雲高合唱部は全日本合唱コンクールでも活躍されるとのこと。
    音楽隊ととても息のあった合唱を披露。
    コーラスの歌声に旋律を吹くユーフォニウムの音色がとても合うんだなぁと感心。
    うたはどれも良かったけれど、早春賦が一番どーんと来た感じだ。
    こういう選曲やプログラムづくりに、主催者のまごころを感じる。
    じわーっと気持ちの良いものをこの演奏を聴きながら感じていた。

  • 07 クリスマスセレブレーション (A.リード作曲)
    吹奏楽だけの↑の演奏はCDで聴いたことがある。A.リードの代表的な作品のひとつだし。
    でも今日のはまたいい。
    吹奏楽・パイプオルガン・ピアノ・合唱がみんなで共演して演奏を披露しているんだもの。
    いいなぁ、とってもうれしくあたたかいものを感じる演奏だったなぁ。
    合唱の歌声がまたいい。
    浄しこの夜などの賛美歌はとてもきれいだった。
    で、楽器もあたたまってきたからだろうか、音楽隊も楽器の鳴りが一段と良くなっていく。
    特に低音パートがバリバリ鳴っていた。
    そしてここでプログラムの曲はおしまい。
    でアンコールに流れていく。

  • 08 威風堂々第1番 (エルガー作曲)
    途中の部分をカット&コーラス入りのアレンジになっていた。
    楽器の鳴りは一層良くなっていく。
    コーラスの歌詞が知りたかった。英語だったのかな?

  • 09 翼をください
    あの中学生の合唱コンクールとかで歌っている名曲。
    プログラムの裏表紙に歌詞が印刷されていて、観客が一緒に歌えるようになっているという心憎い配慮。
    吹奏楽での伴奏・共演@翼をくださいは初めて聴いたがいいね。
    しかも、途中から指揮者(1等陸尉→昔で言えば大尉ですよ!)がもう最高のノリ。
    ちょっとオヤジ風だった気もしないではないが、体を大きく揺らしたりユーモラスに指揮をしたり、観客に手拍子をアピールしたり。
    きっとどの観客も顔がニッコリほほえみながら聴いていたに違いない。
    音楽隊・自衛隊関係の方も多く来ていたのだろう。
    演奏者に手を振るご婦人。どことなく気品を感じる壮年の方。
    会場の場があたたかく演奏者たちを見守る、そんな雰囲気だった。

    いろいろ憎らしいくらいに(笑)工夫されたプログラム。
    これは会場満員になるわ、と、ひとりで納得。
    来年も来たいなぁ。
    今年は12月08日というまたある意味、深~いわけでもあるの?という日に開催だった。
    これって毎年この日に?って思ったけど、来年(2009年)は11月25日開催らしい。

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