ドラマメモ‐クリミナルマインド‐S6#16『哀しきメロディ』
クリミナルマインドブログ より
■目撃者
ルイジアナ州ラファイエットで十歳の少年サミー・スパークが血まみれで小学校に登校。警察が自宅にかけつけたところ、家は荒らされており、両親の姿が消えていた。現場の状況から、両親のうちどちらかが重傷を負っていると考えられた。サミーが事件を目撃していることは間違いないが、しかし彼は自閉症で事情聴取を行うことができず、困った警察はBAUに捜査協力を求めた。やがて鑑定により、自宅に残された血痕が、父親のチャリーのものであることが判明する。BAUは、自宅には無理に押し入った形跡もなく、さらに目撃者であるサミーを残していったことからも、サミーが証言できないことを知っている、顔見知りの犯行と分析する。
現実の場面では、自閉症者から証言(暗号、信号、手がかり)を導き出すことは、不可能に近いのではないかと思う。
荒唐無稽なストーリーではなくて、自閉症の少年とその両親を丁寧に扱ってストーリーにしてくれたことがとてもありがたい。
子は、自閉症であっても、訴えたいことがあるのだ。
なんとかして、傷ついた親をいたわってやりたいと思っているのだ。
親は、わが子が自閉症という「重荷」(捜査官のセリフより)を背負っているということを受け入れられない時期があっても、受け入れて養育の困難と向き合っていても、ヘトヘトになっていても、なお、子を愛する力を持っているのだ。
と表現してくれて、ありがたいと思った。
自閉症児の親を20年以上していると、そうではない親子もたくさんあることを知っている。
完全に子を嫌っていて、関わりたくなくて、責任放棄してしまっている親もいるし。
なにかを勘違いしていて、「障害児の親」であることに酔っているのか????と思う親もいるし。
自戒も込めて、障害児、者の親は誠実な人ばかりではないと知っている。
それでも、なお、ドラマの表現はありがたかった。
シナリオライターに感謝。

